香川３カ月ぶり出場！予備登録メンバー締め切り２日前　Ｗ杯へ希望

ブンデスリーガ最終節   ドルトムント１―３ホッフェンハイム （ 2018年5月12日 ）

ホッフェンハイム戦の後半、競り合うドルトムントの香川
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　Ｗ杯への一歩を踏み出した。３５人の予備登録メンバー締め切りが２日後に迫ったタイミングで、左足首痛で長期離脱していたドルトムントのＭＦ香川が約３カ月ぶりに復帰。今季リーグ最終節のホッフェンハイム戦で後半３０分から途中出場した。１―３と追い込まれた状況でＦＷとして中央にイン。ボールタッチは少なかったが、ブロックを敷く相手に対して積極的にプレッシャーをかける場面もあった。チームは４位で終戦し、欧州ＣＬ出場権を獲得した。

　リーグ最終節。Ｗ杯への“ラストチャンス”とも言える一戦だった。２月１０日のハンブルガーＳＶ戦で左足首を負傷。４月２９日のブレーメン戦でベンチ入りしたが、１日に患部の痛みが再発し、２日にＭＲＩ検査を受けた。結果的に公式戦１５試合もピッチから遠ざかることとなった。

　この状況を受け、Ｗ杯へ黄色信号がともった。２日の練習視察を断念して面談に切り替えた日本代表の西野監督からは「彼の（Ｗ杯への）気持ち的な強さは感じたけど（状態と）少しギャップがある。２月以降プレーしてないし彼自身も厳しいと感じていると思う」と選出への不安を口にされることに。それでもギリギリのタイミングで待望のカムバック。希望が見えてきた。