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神戸加入報道のイニエスタ、W杯開幕前までに移籍先発表か 豪、米なども候補

[ 2018年5月8日 12:47 ]

今季限りでバルセロナを退団するイニエスタ(AP)
Photo By AP

 今季限りでバルセロナを退団することを発表したスペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(33)が、J1神戸入りする可能性が浮上したと8日までの同国の複数メディアが報じた。

 イニエスタは「バルサと戦わない。だから欧州ではプレーしない」と欧州以外でのプレーを希望し、中国1部・重慶当代への移籍が有力視されていた。しかし現地時間7日、スペインの複数メディアが、イニエスタの移籍先候補に日本、オーストラリア、米国、カタールなどが加わったと報道。特に日本に関しては、神戸の三木谷浩史会長がコンタクトを取った模様だとしている。三木谷氏が会長兼社長を務める楽天は、バルセロナとスポンサー契約を結んでいる。

 また、神戸はイニエスタの憧れの選手だった元デンマーク代表ミカエル・ラウドルップ氏(53)が1996、97年シーズンにプレー。一方、重慶当代は7日にイニエスタの獲得を声明で否定しており、神戸の加入の可能性が高まっている。

 スペインのラジオ局カデナ・セールは、神戸は年俸2500万ユーロ(約32億5000万円)の3年契約のオファーで、イニエスタが経営しているワイナリーのワインの契約も含まれていると報道。また、カタルーニャ・ラジオは、重慶当代が示している年棒(3年で8100万ユーロ)よりは低いものの、CMなどの広告収入で差額が埋まるだろうとしている。

 バルセロナ系のスポルト紙は、イニエスタは神戸から正式なオファーは受けていないとしている。ムンド・デポルティーボ紙は、イニエスタは今後3年間プレーを続けるために5つにオファーを検討し、今季のリーグ最終節レアル・ソシエダ戦の終了後からW杯ロシア大会の開幕前までに移籍先を決めて発表するだろうとしている。

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