×

清水 3連勝ならず…3戦ぶり無得点で首位・広島に完敗

[ 2018年5月3日 05:30 ]

明治安田生命J1第12節   清水0―2広島 ( 2018年5月2日    Eスタ )

<清水・広島>前半、清水FWクリスランがシュートを放つもゴールならず…
Photo By スポニチ

 清水は敵地で首位の広島に0―2で完敗した。ヤン・ヨンソン監督(57)にとっては昨季指揮した古巣にリーグ3戦ぶりの黒星を喫した。

 攻守に力の差を見せつけられた。前半17分、GK六反勇治(31)のクリアしたボールがゴール前に詰めていた相手FWパトリックに当たって失点。指揮官が警戒する選手として挙げていた助っ人にあっさりとゴールを許すと、後半11分には右サイドから切り込まれてミドルシュートで再び失点し、突き放された。

 リーグ最少失点の相手の壁に最後まで苦しめられた。前半8分、この日が誕生日のMF金子翔太(23)が落としたボールにFWクリスラン(26)が左足を振り抜いたが、相手GKがキャッチ。同13分にDF飯田貴敬(23)が放ったミドルシュートもセーブされた。中盤のMF河井陽介(28)、今節でJ1通算100試合出場となったMF竹内涼(27)らがボール奪取から攻撃を組み立てても、ゴール前の堅守でシュートに持ち込めない場面が目立った。

 あと1点に迫っていたチーム通算1200号は生まれず、3戦ぶりに無得点。中2〜3日の過密日程のリーグ戦は次節6日の鳥栖戦で落ち着く。試合後にサポーターは拍手で迎えたように、下を向いている時間はない。

続きを表示

2018年5月3日のニュース