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清武 W杯ピンチ…左ふくらはぎ痛め再離脱か?3日にも精密検査

[ 2018年5月3日 08:30 ]

明治安田生命J1第12節   C大阪0―0名古屋 ( 2018年5月2日    パロ瑞穂 )

<名古屋・C大阪>前半、左足をさすりながら、ぼう然と座り込む清武(中央下)
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 明治安田生命J1第12節は各地で9試合が行われ、C大阪はアウェーで名古屋と0―0で引き分けた。3試合連続で先発出場したMF清武弘嗣(28)は、左ふくらはぎを痛めて前半23分に負傷交代。3日にも病院で検査を受けることになり、W杯ロシア大会のメンバー入りへ厳しい状況に立たされた。

 降りしきる雨の中、清武にアクシデントが起きた。3試合連続で先発出場した名古屋戦。トップ下に入り、序盤から鋭い動きで何度もチャンスをつくり出す。だが、前半20分に左ふくらはぎの違和感を訴えて自らピッチ外へ。一度は戻ったものの、走ることはできずに座り込んだ。同23分にMF山村との交代を告げられベンチに引き揚げると、しばらくしてから厳しい表情でロッカールームに退いた。

 試合後、C大阪の玉田稔社長は「ピリッときたようだ」と症状を説明した。「(大阪に)帰って、病院に行く必要がある」と話したのは尹晶煥(ユンジョンファン)監督。肉離れを起こしている可能性があり、3日にも病院で精密検査を受けることになった。

 昨季は4度の負傷離脱に見舞われ、今季はリーグ開幕前に右腓腹(ひふく)筋筋損傷を負った。4月11日の川崎F戦で戦列復帰。今季リーグ戦初先発となった同25日の仙台戦では2得点を決め、2大会連続のW杯出場に向け「みんなにチャンスがあると思うので狙っていきたい」と話していた。光が見えてきた矢先の負傷。日本代表でともに戦ってきたMF山口は「軽症であることを願うしかない」と同僚を思いやった。

 親善試合ガーナ戦(30日)に向けたメンバー発表を18日に控えており、現状では選出が厳しい状況と言わざるを得ない。C大阪は日本代表FW杉本も右内転筋痛で離脱している中、最下位の名古屋に0―0。2試合連続ドローとなり、悔しい結果に終わった。

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2018年5月3日のニュース