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レアル CL3連覇へ王手!ベンゼマ2発で輝き「完璧な夜」

[ 2018年5月3日 05:30 ]

欧州CL準決勝第2戦   Rマドリード2―2バイエルンM ( 2018年5月1日 )

バイエルンM戦で2得点の活躍を見せたRマドリードのベンゼマ(AP)
Photo By AP

 欧州CL準決勝第2戦は1日に1試合が行われ、3季連続13度目の優勝を狙うレアル・マドリードがホームでバイエルン・ミュンヘンと2―2で引き分け、2戦合計4―3で決勝(26日、キエフ)に進んだ。元フランス代表FWカリム・ベンゼマ(30)が2得点と活躍。3大会連続の決勝進出は95〜96年シーズンを制し、続く2大会で準優勝したユベントス以来となった。

 したたかで、しぶとい銀河系軍団が3連覇に王手をかけた。就任3季目で3度目の決勝へ導いたジダン監督は「3大会連続決勝進出は普通のことじゃない。素晴らしい気分だ」。自身も選手として在籍したユベントスの96〜98年以来、20年ぶりの偉業を誇った。

 今大会最多15点のC・ロナウドが第1戦に続いて不発。同2点と不振で第1戦はベンチスタートだったベンゼマが大一番で輝いた。1点を追う前半11分に左クロスを頭で押し込むと、後半1分には相手GKにプレスをかけミスを誘い2点目。FWベイルとともに今季限りでの放出の可能性が報じられている背番号9は「完璧な夜」と胸を張った。1点を返され2戦合計4―3に迫られたが、好守連発のGKナバスを中心に泥くさく守り切った。ボール支配率、シュート数とも第1戦に続いて相手が上。ドイツ代表MFクロースは「内容は相手の方が良かったかもしれないが、2戦とも我々の方が効率的だった」と勝負強さを強調した。

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