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本田奮闘も痛すぎるドロー…パチューカ暫定8位、PO進出は他チーム次第に

[ 2018年4月29日 11:14 ]

アトラス戦で攻め込むパチューカの本田(左)
Photo By 共同

 メキシコ1部リーグ、パチューカの日本代表FW本田圭佑(31)が28日(日本時間29日)、ホームで行われた後期最終節・アトラス戦にフル出場。両チームとも退場者を出す荒れた試合で奮闘したが得点を挙げることはできず、チームは0―0の引き分けに終わった。

 勝てば上位8チームによるプレーオフ進出が決まるパチューカだったが、前半19分、FWタピアが危険なタックルで一発退場。残り70分以上を10人で戦う数的不利を強いられ、その後は防戦一方となった。同28分には大粒のひょうがスタジアムに降り、約8分に渡って試合が中断するアクシデントも。本田は37分、ゴール正面の絶好の位置でFKを得たが、左足のキックは相手の壁に当たり先制機を生かすことはできなかった。

 後半16分、アトラスも退場者を出して10人対10人の戦いに。本田は同33分にはドリブルから絶妙なスルーパスを出したが得点にはつながらず、36分には自ら左足でシュートもGKにセーブされた。

 試合はそのままスコアレスドローで終了。パチューカは勝ち点23として、プレーオフ出場圏内の暫定8位に浮上した。勝ち点23で並ぶ9位UNAMが29日(同30日)、ホームで行うケレタロとの最終節で敗れれば、パチューカのプレーオフ進出が決まる。

 本田は27日、自身のツイッターを更新し、今季限りでの退団を示唆。すべてスペイン語で「親愛なるメキシコの人々と私の考えを分かち合いたい。私はパチューカを離れるかもしれない。しかし、お金が理由ではない。1年前に契約をした時に、この決断をしていた」と語った。

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