川崎Ｆ　小林、亡き祖父に贈るゴール　強い自覚で勝利導いた

明治安田生命Ｊ１第１０節   川崎Ｆ２―０鳥栖 （ 2018年4月25日    ベアスタ ）

後半、先制ゴールの川崎・阿部（右）を祝福する小林（中央）と大島
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　日本代表ＦＷ小林が亡き祖父にささげる一発で川崎Ｆを勝利へ導いた。左ふくらはぎ痛から復帰し後半開始から１トップでプレー。後半２２分に阿部の左足クロスをファーサイドで頭で押し込んだ。試合前には昨季の自身のゴールを集めた映像をチェック。「自分がゴールを決めないとチームが乗っていかないと思っていた」とエース＆主将の強い自覚が今季２点目を生んだ。

　試合後は今月初旬に祖父が亡くなったことを明かし「お世話になっていたので、おじいちゃんのためにも決められて良かった」と語った。この日は日本代表の手倉森コーチも視察。目標のＷ杯メンバー入りへ「ゴールを決めることが近道」と今後の量産を誓った。同じく戦列に復帰した日本代表ＭＦ大島も後半１１分に阿部の先制点をアシストした。