広島開幕１０戦目で初黒星　浦和新監督初陣飾れず　名古屋７連敗　長崎は４連勝

　明治安田生命Ｊ１リーグは２５日、各地で第１０節が行われ、首位の広島が２位・ＦＣ東京との直接対決に１―３で敗れ、開幕１０戦目にして今季初黒星を喫した。広島の勝ち点は２５から変わらず、２連勝のＦＣ東京は同１９として勝ち点差を６に詰めた。

　昨季王者の川崎Ｆは２―０で鳥栖に快勝して２連勝で３位をキープ。敗れた鳥栖は５連敗となった。開幕５戦勝ちなしで堀監督を解任した浦和は暫定指揮を執った大槻監督が４戦負けなしとＶ字回復させたが、オリヴェイラ新監督の初陣となった柏戦に０―１で敗れ、５戦ぶりの黒星。柏は連敗を２で止めた。

　Ｃ大阪は先発復帰した清武の２ゴールで仙台に２―１と逆転勝ち。札幌は２―１で横浜を下して７戦負けなしとなった。Ｊ１初昇格の長崎は２―１で磐田に勝ち、４連勝。湘南は１―０でＧ大阪に勝ち、４戦ぶりの白星。清水は３―１で名古屋に快勝して７戦ぶり勝利を挙げた。名古屋は７連敗を喫し、１９９４年のクラブワースト９連敗が見えてきた。鹿島と神戸は１―１で引き分けている。