西野ジャパン　日本屈指の“守備職人”Ｇ大阪ＭＦ今野を重宝！？

“関西”から世界へ

守備的ポジションならどこでもこなせるＧ大阪の今野
Photo By スポニチ

　西野朗新監督が就任し、メンバー選考にどのような変化が生まれるのか。Ｇ大阪監督時代には「超攻撃」を掲げ、３点取られても、４点を取るサッカーを追求。ただ、その攻撃的スタイルが実践できないとみるや、守備的ＭＦの選手を２列目に配置して、ショートカウンターを狙う戦い方をしていたこともあった。

　個の能力が高い香川や本田が選ばれつつ、チーム戦術を確実に遂行できるメンバーが名を連ねるとみる。大枠は変わらない中で、現実的なサッカーを実行するために招集される可能性があるのがＧ大阪の今野泰幸。ケガで離脱中という状況ながら、守備力は日本屈指で、ボランチだけでなくセンターバック、サイドバックもこなせる。前回大会でコロンビアと対戦した３５歳が、西野ジャパンで重宝されるのではないか。

　最後に。時期尚早と言われるかもしれないが、日本では傑出した能力を持つＦＣ東京の久保建英が選ばれるかどうかに注目している。（西海　康平）