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G大阪DF藤春 復帰即フル出場で貢献「これくらい走らないと勝てない」

[ 2018年4月21日 23:17 ]

明治安田生命J1第9節第1日   G大阪1―0C大阪 ( 2018年4月21日    パナS )

<G大阪・C大阪>後半、ヘッドでゴールを狙うC大阪・水沼とディフェンスするG大阪・藤春(左)、右はファビオ
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 太腿打撲で公式戦5試合欠場していたG大阪DF藤春廣輝が、セレッソとの“大阪ダービー”で、復帰即フル出場を果たした。前日20日にクルピ監督は途中出場を示唆していたが、ふたを開けてみればスタメン。後半10分には持ち味のスピードで左サイドを切り裂き、MF藤本淳吾へのピンポイントクロスを供給した。

 「あれは自分の特徴を生かせたプレー」と胸を張るなど勝利に貢献した。スタンドで見ていて感じていたのがチーム全体の運動量の少なさだった。前節・長崎戦は走り負けて0―3の完敗。その停滞感を打破すべく、この試合では両チーム最高の走行距離12キロ171メートルを計測した。チーム全体としてもC大阪を3キロ以上上回った。「これくらい走らないと勝てないというのが分かった。それを気付かせてくれたし、自信を取り戻す一戦にもなった」。最下位は脱出したとはいえ、まだ降格圏。藤春はここからも走り続け、さらにチームを活性化させていく。

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2018年4月21日のニュース