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西野ジャパン“緊急選考マッチ”決定!5・30ガーナ戦前に実施へ

[ 2018年4月13日 05:30 ]

詰めかけた報道陣の前で意気込みを語る西野監督(左から2人目)と田嶋会長(左端)
Photo By スポニチ

 西野ジャパンが“緊急選考マッチ”を開催することになった。W杯出発前の国内ラストマッチとなる5月30日の親善試合ガーナ戦の前に、練習試合を行うことを西野新監督が示唆。相手は大学生など格下になりそうだが、W杯メンバー当落線上の選手たちにとっては生きるか死ぬかの真剣勝負の場となる。

 「コンディションがバラバラの中でガーナ戦に入っていく。そこを合わせていくのが大事。トレーニングマッチをガーナ戦の前に考える必要もある」。W杯によるJリーグの中断期間まで中2〜3日の過密日程が続く国内組、5月中旬までに全日程が終了する欧州組にはコンディション面に差が生まれる。その差を埋めるために実施するものだが、裏テーマはもちろん選手選考だ。

 西野体制となっても、ハリルホジッチ前監督の2段階選考案は踏襲される。メンバー発表について「正確にはお伝えできないが、ガーナ戦が終わってからになっていく」と明言した。5月14日までに予備登録された35人の中から17日に28人前後を発表。さらに30日のガーナ戦の結果を受けて最終登録の23人が編成される。直前のガーナ戦が重要な判断材料となるのは間違いないが“緊急選考マッチ”はガーナ戦での先発、起用法などを巡る椅子取りゲームと化す。

 西野ジャパンに残された時間は少ないが、やるべきことは山積している。西野新監督自身にとっても指揮官としての感覚を取り戻す“初采配”となる一戦で、W杯への陣容が浮かび上がってくるか注目だ。

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2018年4月13日のニュース