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なでしこ 韓国と0―0ドロー、W杯切符獲得は豪州戦の結果次第に…

[ 2018年4月11日 00:35 ]

女子アジア杯1次リーグB組   日本0―0韓国 ( 2018年4月10日    ヨルダン )

<日本―韓国>前半、攻め込む川澄(左)
Photo By 共同

 なでしこジャパンは10日、19年女子W杯フランス大会予選を兼ねた女子アジア杯(ヨルダン)の1次リーグB組第2戦で韓国と対戦。勝てばW杯出場が決まる一戦だったが、互いに決定力を欠き0―0で引き分け。勝ち点4とし、W杯切符獲得は13日のオーストラリア戦までもつれることになった。

 チームは7日のベトナム戦から先発5人を変更。FW横山やMF猶本らが外れ、FW川澄やFW田中らが起用された。

 積極的に攻撃を仕掛けてくる韓国に対し、序盤から耐える展開が続き、前半41分までシュート0本。同42分にDF市瀬がCKの流れからようやくシュートを放つも枠の外。0―0のまま後半へと折り返す。

 FW菅沢がFW田中に代わって投入されると後半17分に決定機。左CKのチャンスで川澄がニアサイドにクロスを入れると、走り込んできた菅沢が強烈ヘッド。しかし、惜しくも枠内をとらえられず。

 同21分にはMF阪口夢が前線へパスを送り、FW岩渕がダイレクトで菅沢へとつなぐ。これを菅沢が後方へ落とし、川澄のシュートチャンスをお膳立てした。

 その後も菅沢、長谷川に好機が訪れるがゴールは生まれず。後半は一転して攻め立てたが0―0のドローに終わった。

 今大会は1次リーグ各組上位2カ国が決勝トーナメントへ進出し、上位5カ国が来年の女子W杯フランス大会への出場権を獲得する。1次リーグ最終戦は13日、オーストラリアと対戦する。勝利なら無条件でW杯出場決定。暫定首位ではあるが引き分け以下なら、他の試合の結果次第で3位に転落する可能性もある状況となってしまった。

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2018年4月10日のニュース