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西野新監督は“計算上手” 清水・久米GMが語る人柄 モテモテ伝説も

[ 2018年4月10日 08:10 ]

日本代表の新監督に就任することが決まった西野朗氏
Photo By スポニチ

 日本代表・西野新監督の人柄を最もよく知るJ1清水の久米一正GM(62)が人となりについて語った。同じ55年生まれで高校、大学時代は対戦相手として戦い78年からは日立製作所サッカー部でチームメート。柏と名古屋では強化本部長、GMとして西野監督を支えてきた。

 有名なのはモテモテ伝説。日立の練習場には連日400人を超える女性ファンが西野氏目当てに集まってきたという。還暦を超えても人気に衰えはない。日本協会内では女性スタッフから“アキラさま”と呼ばれることも。人気を支える要因の一つは聞き上手。「向こうが話しているのを徹底して聞いている。自分からはあまり話さないんだ」。うまく相づちを打つことで本音を引き出し胸襟を開かせる。それはピッチ内での信頼関係を構築する上でも生かされている。

 珠算は「9段か10段のどっちかの段位を持っている」(久米GM)。計算が速く、数字に強い。「だからピッチ内でもゴールができる確率、勝てる確率を瞬間的に考えている」という。久米GMは最後に戦友にエールを送った。「W杯で指揮を執れる日本人は2人目。自分たちの同期が、そのメンバーに選ばれた。日本の窮地に立ち上がったのは誇らしい」

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2018年4月10日のニュース