×

本田 W杯へ望みの2発!シーズン自己最多9得点目

[ 2018年4月8日 05:30 ]

メキシコリーグ・後期第14節   パチューカ6-2プエブラ ( 2018年4月6日 )

前半、先制ゴールを決め喜ぶパチューカの本田(中央)
Photo By 共同

 パチューカの日本代表MF本田圭佑(31)が6日のアウェー・プエブラ戦で2得点を挙げ、6―2の快勝に貢献した。トップ下でフル出場。前半22分に左足で先制すると、後半5分には左足でミドルシュートを決めた。リーグ戦のマルチ弾はACミラン時代の14年10月19日のベローナ戦以来、約3年5カ月ぶり。当落線上にいるW杯メンバー入りを猛アピールした。

 今季リーグ通算得点は9。CSKAモスクワ時代の11〜12年に記録した8得点を抜き、自身の1シーズン最多得点を更新した。3月のベルギー遠征で約6カ月ぶりに日本代表に復帰したが、途中出場したマリ戦、先発したウクライナ戦ともに不発。それでも「自分のリーグで勝つことによって、良い精神状態はつくれる。帰国してリーグ戦を戦うことをプラスに考えないといけない」と気持ちを切り替えてメキシコに戻り、結果を出した。

 W杯ロシア大会は6月14日に開幕。日本代表は5月17日に同30日の親善試合ガーナ戦メンバー28人前後を発表し、同31日にW杯メンバー23人を決定する方針だ。本田はこの日、縦関係の2トップ気味のトップ下でフル出場。ハリルジャパンでは右の攻撃的MFを担っており、役割は違う。3大会連続のW杯出場に黄信号がともる状況が劇的に変化したわけではないが、可能性をつなぐ意地の2発。逆転選出を信じて、“持ってる男”がラストスパートをかける。

続きを表示

2018年4月8日のニュース