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浦和が待望の今季リーグ戦初勝利 17戦17発”仙台キラー”興梠決めた!新体制1勝

[ 2018年4月7日 17:59 ]

明治安田生命J1第6節第1日   浦和1―0仙台 ( 2018年4月7日    埼玉 )

<浦和・仙台>前半、ゴールを決め喜ぶ浦和・興梠(左)
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 J1リーグ開幕5戦勝ちなしで17位に低迷し監督交代に踏み切った浦和は7日、新体制でのリーグ初戦となるホームでの仙台戦に臨み、興梠の先制ゴールで1―0と勝利を収め、開幕6戦目にして待望の今季リーグ戦初勝利を飾った。前節2位の仙台は今季初黒星。

 ちょうど1年前の昨年4月7日、やはりホームでの対戦で7―0と大勝した仙台が相手。その試合でハットトリックを決めた興梠が”仙台キラー”ぶりをいかんなく発揮した。前半5分、スルーパスに抜け出し、ペナルティーエリア内で平岡を振り切ると、GKとの1対1で冷静に右足で先制ゴールを流し込んだ。興梠は今季初得点となった1日の前節・磐田戦(エコパ)から2試合連発。仙台戦は鹿島時代からこれで17戦17ゴール、直近の5戦では8ゴールと驚異的なキラーぶりをまたしても見せつけた。

 浦和は昨季チームを10年ぶり2度目のアジア王者へと導いた堀孝史監督(50)を2日に解任し、ユース監督兼育成ダイレクターを務めていた大槻毅氏(45)が暫定監督に就任。新体制初陣となった4日のYBCルヴァン杯1次リーグ第3節・広島戦(Eスタ)では、逆転負けを喫して堀体制ラストマッチとなった1日のリーグ磐田戦(エコパ)から先発を総入れ替えして控え組中心で臨んだが、0―0で引き分けていた。

 大槻監督は磐田戦から先発2人を入れ替え、長沢と武富をベンチメンバーに回し、前節まで4試合連続ベンチ外だった38歳のベテラン平川が今季初出場初先発。今季初の無失点で試合を終え、3月7日のルヴァン杯1次リーグ第1節・名古屋戦(パロ瑞穂)以来31日ぶりとなる公式戦勝利を飾った。

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2018年4月7日のニュース