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浦和どうした…興梠先制も逆転●、ワーストタイ開幕5戦未勝利

[ 2018年4月2日 05:30 ]

明治安田生命J1第5節   浦和1―2磐田 ( 2018年4月1日    エコパ )

ゴールを狙う浦和・槙野(左)
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 1試合が行われ、昨季アジア王者の浦和はアウェーでの磐田戦に1―2で逆転負けした。前半8分、FW興梠慎三(31)の今季初得点となるPKで先制するも1点を守り切れず。開幕から5戦未勝利は94年、05年に並ぶクラブワースト記録。試合後、淵田社長は堀監督の続投を明言した。

 浦和が勝てない。後半36分、阿部と青木の対応ミスから逆転ゴールを許すと反撃に出るどころか、意気消沈。槙野が「2失点目の後、気迫を失ってしまったことが残念。一人一人がボールを受けるのも怖がっている」と言えば、柏木は「俺がコントロールできていない。主将として力不足」と肩を落とした。

 センターバックに抜てきした阿部が2失点に絡み、左サイドの連係向上のため、槙野を今季初めて左SBで起用するも勝利には結びつかなかった。日本代表の欧州遠征から帰国した先月29日、紅白戦を見た槙野は「自信がなさそうに見えた」と言う。その後、一人一人に声を掛けたが、好転はしなかった。開幕から5戦未勝利はクラブワーストタイ。それでも淵田社長は「厳しい状況は間違いないが、堀体制をサポートし、支えていくしかない」と明言した。この磐田戦を皮切りに5月19日のG大阪戦までに15戦を戦う強行軍。浦和には文字通り、試練の道が待つ。

 ≪05年以来のトンネル≫浦和が磐田に逆転負け。これで開幕から5戦勝ちなしとなった。過去の開幕5試合未勝利は(☆=PK勝ち)
 年 星取り →6戦
 93●●●●☆→●
 94●●●●●→○
 05●△●△△→○
 18△●△●●→?
 05年以来、13年ぶり4度目。93年5戦目のPK勝ち(当時は延長戦含む120分後のPK戦)を勝利扱いとすれば、3度目のクラブワーストタイ(93年の90分勝利は9戦目)となる。

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