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中島、2戦連発へ先輩と“融合” 連係磨いて持ち味を生かす

[ 2018年3月25日 05:30 ]

中島(左)は三竿健と競り合う
Photo By スポニチ

 マリ戦でデビュー弾を決めた中島が、27日のウクライナ戦での2戦連発へ向け、ハリルジャパンの先輩たちとのコミュニケーションを深めていく考えを明かした。ハリルホジッチ監督の評価を上げたドリブラーは次戦で先発する可能性が高まった。「最初から試合に出るなら連係や周りとの関係がないといけない。いろんな選手のプレーや人柄も知っていけたら」とピッチ内外での先輩の言動を注意深く観察していく構えだ。

 マリ戦ではゴールシーンの前にドリブルで3人をかわし、相手の守備網をこじ開けた。惜しくも枠を外れたが鋭いミドルシュートを放ち、FKキッカーを任される場面もあった。多彩な攻め手を持つことが中島の魅力でもある。「もっといろいろなことをやりたい。自分の特長を出していくことが日本にとって大事」。W杯メンバーに滑り込むために、味方との意思疎通を密にした上で、遠慮せず持ち味を出していく。

 後半アディショナルタイムの代表初ゴールのシーンは、日本で何度も放送された。「(知り合いから)連絡をたくさんもらいました」と笑顔を見せる。「マリ戦は良いところも悪いところも両方あった。(次戦は)日本が勝つために貢献する」。欧州から駆けつけたスカウトの前でのアピールに成功した中島は、次こそ日本の勝利に直結する活躍を目指す。

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2018年3月25日のニュース