中島 ハリルJ初招集!指揮官高評価「長い間追跡」満を持して

[ 2018年3月16日 05:30 ]

ポルトガル1部リーグで活躍するポルティモネンセの中島(右)
Photo By 共同

 期待のドリブラーが初選出された。ハリルホジッチ監督は中島について「長い間追跡してきた。ドリブラーでこんなに俊敏で爆発的なものを持っている選手はなかなか日本にいない」と攻撃面を高く評価した。

 切れ味鋭いドリブルを武器に16年リオデジャネイロ五輪では10番を背負い、1次リーグ全3戦に出場。コロンビア戦では鮮やかなループ弾を決めた。かねて海外志向が強く、昨年8月にポルトガル1部ポルティモネンセへの期限付き移籍が決定。初の海外挑戦ながらすぐに順応し、今季のリーグで9得点6アシストと大ブレークした。今冬の移籍市場では、ポルトガルの強豪ポルトやMF香川が所属するドルトムントが獲得に興味を示していると、複数の地元紙が報じたほどだった。

 「前線の左サイドのオプションがあまりない」と頭を悩ませてきたハリルホジッチ監督は、日本代表のボヌベー・コーチを計3度ポルトガルに派遣し、状態をチェックさせた。今月のスタッフ会議でも中島に対する高評価が再確認されW杯3カ月前のタイミングで初招集に至った。

 指揮官はアルジェリア代表を率いた4年前も当時無名だったMFマフレズ(レスター)を見初め、ブラジル大会の同国代表に抜てきした。A代表未経験の中島にも同じように期待を示し、「中島は爆発的なスピードを持っているから1対1で抜けるのでは。このようなプレーは我々の選手はなかなか出せない」と、違いを生み出すことを求めた。今回の欧州遠征では本大会で対戦するセネガル、ポーランドを想定した2カ国と対戦。指揮官の期待に応えた時、夢のロシアはぐっと近づく。

 ◆中島 翔哉(なかじま・しょうや) 1994年(平6)8月23日生まれ、東京都八王子市出身の23歳。04年から東京Vの下部組織に加入。12年からトップチームに登録され、14年はFC東京からJ2富山に期限付き移籍。同8月にFC東京に復帰した。昨年8月、FC東京からポルティモネンセに期限付き移籍。16年リオデジャネイロ五輪代表など各年代別代表に選出されてきた。利き足は右。1メートル64、64キロ。

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