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フィオレンティーナ 亡きキャプテンに追悼白星、ウーゴV弾で敬礼ポーズ

[ 2018年3月11日 23:32 ]

セリエA第28節   フィオレンティーナ1―0ベネベント ( 2018年3月11日 )

 亡きキャプテンに白星をささげた。セリエAのフィオレンティーナは11日、ホームでベネベントと対戦。4日に主将のイタリア代表DFダビデ・アストリ選手(享年31)が急逝してから初めての試合で、キックオフ前は両サポーターが応援をしない静かなスタジアムで、両チームの選手が肩を組んで黙とうをささげた。

 アストリ選手が付けていた背番号13に合わせて、前半13分に試合が約1分間中断。スタンドには「DAVIDE 13」のコレオグラフィー(人文字)がつくられた。前日の会見で「特別な人物で特別なキャプテンだった。試合のたびに彼がいないことを寂しく思うだろう」と話していたピオーリ監督をはじめ、両チームの選手、サポーターが故人に大きな拍手を送った。

 前半25分に右CKからDFビトール・ウーゴが先制ゴール。亡き主将に代わって先発したブラジル人センターバックは、アストリ選手の写真がプリントされたTシャツをスタンドに向かって掲げ、さらに敬礼ポーズ。この1点を最後まで守り切り、フィオレンティーナが追悼の白星を挙げた。

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2018年3月11日のニュース