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浦和クラブ初ホーム開幕戦逆転負け サポーターからブーイング

[ 2018年3月5日 05:30 ]

明治安田生命J1第2節   浦和1-2広島 ( 2018年3月4日    埼玉 )

逆転で敗れ、悔しそうな表情で引き揚げる槙野(右から2人目)ら浦和イレブン
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 浦和が開幕2戦目で早くもつまずいた。前半43分、MF青木のゴールで先制するも痛恨の逆転負け。DF槙野は「勝ち点を失い、情けない。(選手同士の)距離感、球際、取られてはいけないところで取られている。修正しないと」と課題を列挙した。試合後はサポーターから激しいブーイングも浴びた。

 エース興梠は2戦不発。この日はシュート0本に終わった。昨季のような連係はまだ見られず「シャドーのポジショニングなのか、僕の動きだしなのか、タイミングが合っていない。ストレスのたまる試合。これが続くと危ない」と危機感を募らせた。コンディション不良によるMF柏木の欠場も響いた。

 西川、槙野、長沢、遠藤、興梠…浦和が誇るW杯候補が多数出場したが、視察した日本代表のハリルホジッチ監督も「本来のコンディションでプレーしているとは思えない」と話すしかなかった。ホーム開幕での逆転負けはクラブ史上初の屈辱。槙野は「最終節で一番上にいることをイメージしてはい上がります」と巻き返しを誓った。

 《ホーム開幕戦の先制勝利歴》 浦和が今季ホーム開幕戦で前半43分にMF青木のゴールで先制しながら、後半2失点で広島に逆転敗戦。ホーム開幕戦は通算15勝2分け9敗(00年はJ2)となったが、これまでは先制すれば14戦全勝だった。逆転負けはJリーグ26度目のホーム開幕戦で初めての屈辱となった。

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