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スナイダー オランダ代表引退表明 クーマン新監督の構想から外れ決断

[ 2018年3月4日 20:34 ]

オランダ代表からの引退を表明したMFウェスリー・スナイダー
Photo By AP

 オランダ代表で歴代最多の133試合に出場したアルガラファ(カタール)のMFウェスリー・スナイダー(33)が4日、同代表からの引退を表明した。

 同代表の公式サイトで「(今年1月に)カタールに移籍した時に、代表キャリアに大きな影響が出ることは分かっていた。それ以上に、クーマン(新監督)が若い選手らと新たなスタートを切りたいというのも理解している。率直に、友好的に話し合った結果として、監督の決断を尊重したい」とコメント。2月に就任したクーマン新監督の構想から外れたことで、代表引退を決断したことを明かした。

 W杯ロシア大会出場を逃したチームの立て直しを目指す新指揮官は「ウェスリーは近年のオランダ代表で最高の選手の1人。しかし、新たなオランダ代表をつくるために決断しなくてはならなかった」と説明した。

 インテル・ミラノ(イタリア)時代に同僚だったDF長友(ガラタサライ)の大親友としても有名なスナイダーは、2003年に代表デビュー。W杯には06年ドイツ大会から3大会連続で出場し、背番号10を付けて10年南アフリカ大会準優勝、14年ブラジル大会3位に貢献した。

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2018年3月4日のニュース