川崎Ｆ、Ｊ連覇へ首位発進　前半３連発ヘッド　全得点絡んだ憲剛「大きな１勝かな」

明治安田生命Ｊ１第１節最終日   川崎Ｆ３―０磐田 （ 2018年2月25日    ヤマハ ）

＜磐田・川崎Ｆ＞前半２４分、ヘディングでゴールを決める川崎Ｆ・中村は新しいゴールパフォーマンスを披露する
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　昨季悲願のＪ１初王者に輝いた川崎Ｆが、昨季６位の磐田にアウェーで３―０と圧勝。富士ゼロックススーパーカップ、アジア・チャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）と３連敗中だった公式戦で待望の今季初勝利をマークし、リーグ戦首位発進となった。

川崎Ｆは前半２４分に中村が先制ヘッドを決めると、４３分には中村の右クロスを谷口が頭で決めて２点目。４５分には中村の右ＦＫをエドゥアルドも頭で決めて前半で大量３点をリード。そのまま逃げ切った。

　先制ゴールを含む１得点２アシストで全得点に絡んだ３７歳の中村は「公式戦３連敗ということでちょっと下を向きがちな流れでしたけど、これはＪリーグなので横一線。監督も本気で連覇を狙いにいくぞってところをここで見せようって話をしていて、前半から飛ばしていこう、と。今年も自分たちがこういうことをやるんだっていうのを見せられたかなと思います。そういう意味では大きな１勝かな」と胸を張った。

　鬼木監督も「選手はすごくプレッシャーがあったと思うが、そういう中でチームが１つになって戦おうということを体現してくれた。勇気を持って挑んでくれたことに感謝している」とうれしそうだった。