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史上初、平日J開幕戦は1―1ドロー 鳥栖先制も神戸追いつく

[ 2018年2月23日 21:56 ]

<鳥栖・神戸>前半、PKを決めた、鳥栖・田川
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 明治安田生命J1リーグは23日、佐賀県のベストアメニティスタジアムで今季開幕戦が行われ、昨季8位の鳥栖と同9位の神戸が対戦。ホームの鳥栖が前半3分に20年東京五輪世代のU―21日本代表FW田川亨介(19)のPKで先制したが、神戸が後半42分に元日本代表FWハーフナー・マイク(30)のゴールで追いつき、史上初となる平日金曜日開催の開幕戦は1―1のドローに終わった。

 鳥栖は前半2分、DFラインの裏に抜け出した田川倒されてPKを獲得。これを田川が自ら左足でゴール右隅に決めて前半3分に先制した。田川を倒した36歳の那須はPKを不服として審判に抗議したが聞き入れられず、イエローカード。浦和から移籍して最初の公式戦で不本意な先制点献上となった。

 鳥栖はフィッカデンティ監督がインフルエンザに罹(り)患し、コンカコーチが代行監督として指揮。20年東京五輪での活躍が期待される田川が今季1号ゴールと幸先のいい2018年のスタートとなった。だが、神戸は敗色濃厚だった後半42分にハーフナーがゴール正面から左足で豪快にシュートを決めて同点。5分が掲示されたアディショナルタイムも互いに得点は入らず、ドロー決着となった。

 J1の残りの開幕戦は24日と25日に4試合ずつ開催され、昨季アジア王者ながらJ1リーグ戦は7位だった浦和は24日にアウェーで昨季13位のFC東京と対戦。昨季悲願のJ1初優勝を果たした川崎Fは25日にアウェーで昨季6位の磐田と激突し、昨季YBCルヴァン杯と天皇杯を制して2冠を獲得したC大阪は25日にホームで昨季5位の横浜とぶつかる。

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2018年2月23日のニュース