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柏の悪夢、後半43分失点ドロー 決定力不足に指揮官がっくり

[ 2018年2月21日 05:30 ]

ACL1次リーグ・E組   柏1―1天津権健 ( 2018年2月20日    柏 )

強烈なカンフーキックを食らう柏のMF江坂
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 ACLは20日、各地で1次リーグ8試合を行った。柏はホームで天津権健(中国)に1―1で引き分け。FWクリスティアーノ(31)のゴールで後半7分に先制したが、後半43分に元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パト(28)に同点弾を許した。川崎Fはアウェーで蔚山(韓国)に1―2で敗戦。21日にはC大阪がホームで広州恒大(中国)、鹿島がアウェーで水原(韓国)と対戦する。 ACL1次リーグE組

 終了間際に落とし穴が待っていた。1―0の後半43分、相手1トップのモデストに右サイドを突破されてシュートを許した。一度はGK中村がはじいたが、こぼれた球をアレシャンドレ・パトに決められた。13日の全北戦は2点リードしながら後半の3失点で逆転負け。2試合連続で勝ち点3を逃し、下平監督は「何度も決定機をつくったが、決めきれなかった。はらわたが煮えくりかえるぐらい悔しい」と唇をかんだ。

 決定力不足を露呈した。相手の2倍以上の25本のシュートを放ったが、ゴールは後半7分のクリスティアーノの右足ボレー弾だけ。前半30分に江坂がペナルティーエリア内で頭を蹴られて流血しながらPKを獲得したが、クリスティアーノのキックはGKに阻まれた。後半21分にはハモン・ロペスがゴール前でフリーになりながら、至近距離から枠の左に外す痛恨のシュートミス。マン・オブ・ザ・マッチに選出された伊東は「守り切るより、もう1点取る意識でやっていた。2点目が入っていれば試合は終わっていた」と悔やんだ。

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