×

G大阪 クルピ監督“先制口撃”かつての教え子ジョー完封に自信

[ 2018年2月16日 05:30 ]

Jリーグキックオフカンファレンス ( 2018年2月15日 )

(左から)G大阪・遠藤保、クルピ監督、名古屋・風間監督、佐藤寿
Photo By スポニチ

 G大阪のレヴィー・クルピ監督(64)が、名古屋の元ブラジル代表FWジョー(30)に“先制口撃”を仕掛けた。15日、都内で開催されたキックオフカンファレンスに出席。リーグ開幕戦(24日)で対戦する相手エースを完封すると意気込んだ。

 約2年半の時を経た再会を心待ちにしている。クルピ監督はジョーについて「日本サッカーにフィットしてほしいが、それは第2節からでいい。開幕戦は“日本サッカーに手こずった”と言わせたい」と意味ありげにニヤリ。すでに“ジョー封じ”をイメージしているような自信の表情を浮かべた。

 クルピ監督がアトレチコ・ミネイロを率いていた15年、ジョーは選手として在籍。だが夜遊び癖が抜けず、戦力外を通告した。その後、ジョーは改心。17年はリーグ得点王とMVPを獲得し、ブラジル代表復帰待望論が出るほどの再ブレークを果たした。「彼は苦難を乗り越えた」とクルピ監督もかつての教え子の復活を喜ぶ。

 しかし勝負となれば話は別だ。「彼のことはよく知っている。フィニッシャーで、脅威になる選手。ボクがいた時も良いプレーをしてくれていた」というように、ジョーのプレースタイルや性格は熟知。沖縄で行われた名古屋―浦和の練習試合にもクラブスタッフが視察に訪れ、ジョーの状態をチェックしている。気持ち良くプレーさせるつもりはない。

 ここまでチームは練習試合で3戦連続ドロー。攻撃陣の課題は残すものの、守備陣は計1失点と安定感を誇っている。「守備陣はだいぶ固まってきた」と指揮官。かつての教え子を封じ込め、まずは粘り強く勝ち点3を奪う。

続きを表示

2018年2月16日のニュース