長崎新加入ハロラン　練習試合で好機演出！高木監督も及第点

清水とのテストマッチで存在感を放った長崎新加入の元オーストラリア代表ＭＦベン・ハロラン（右）
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　鹿児島でキャンプ中のＪ１長崎が５日、清水との練習試合（４５分×３本）を１―１で引き分けた。

　存在感を発揮したのは新加入の元オーストラリア代表のＭＦベン・ハロラン（２５）だ。１メートル８４の長身で、かつ瞬発的なスピードに優れる。これまでドイツ２部を主戦場とし、昨季まで同ハイデンハイムに所属。高木琢也監督（５０）が自らドイツに渡り獲得した。この日は主力組で９０分出場し、持ち前のスピードを生かし、効果的なパスを送って好機を演出。守備にも奮闘してアピールした。

　来日が初めての本人は練習試合などで抱いたＪリーグの印象について「戦術的に細かくパスを回すチームが多い」と話す。「（監督からの指示が）とても細かい」と苦笑いしながらも「ピッチではやりやすい」と徐々にチームになじんでいる。

　高木監督は「集中してやってくれたし良かった。これを積み重ねてほしい」と内容に手応えを得た。「ベンも前回駄目だった守備が改善されて、少しずつ特長が出てきた」と目を細めた。