パチューカ本田“宝刀”ブレ球FK弾 代表復帰へ強烈アピール

[ 2018年2月5日 05:30 ]

メキシコリーグ   パチューカ2―3モレリア ( 2018年2月3日 )

後半、直接FKを決め喜ぶパチューカFW本田
Photo By 共同

 パチューカのFW本田圭佑(31)が3日(日本時間4日)、モレリアとのリーグ戦にフル出場し、一時同点となる直接FK弾を決めた。2試合連続得点で今季リーグ6点目を挙げ、リーグ後期5試合に限れば3得点3アシストと好調を維持。自身9カ月ぶりの直接FK弾は、昨年9月を最後に遠ざかる日本代表復帰へ強烈なアピールとなった。試合は2―3で逆転負けを喫した。

 メキシコの地で、ついに伝家の宝刀を抜いた。本田の見せ場は1点を追う後半14分、ゴール中央の約30メートルから得た直接FKだった。短い助走から左足を強振。壁の上を通過したボールは鋭く落下し、最後は右へスピン。両手を出した相手GKも触れられず、ネットに突き刺さった。かつての代名詞であった無回転の「ブレ球」FK弾。得点後のスタジアムの熱狂が、その衝撃を物語っていた。

 完全復活を印象づけた。1月から始まったリーグ後期戦の全5試合で得点に絡む活躍。3得点3アシストと存在感を見せつけている。1日に出席したクラブの定例会見で「個を突き詰めてやれたら」と語っていたが、昨年5月21日にマークしたACミランでのボローニャ戦以来となる直接FK弾はまさに「個」で奪ったものだった。得点能力、ゲームの組み立てだけでなく左足の感覚も研ぎ澄まされ、今はまさに鬼に金棒の状態。2戦連発で今季リーグ6点目を挙げた日本人エースについて、アロンソ監督は「いいゴールだった。いいゴールだった」と言葉を重ねて絶賛した。

 昨年10月から招集漏れが続く日本代表復帰への期待も膨らむ。日本代表の直接FK弾は13年9月6日の親善試合グアテマラ戦でMF遠藤(G大阪)が決めた得点が最後。セットプレーでの得点力不足はハリルホジッチ監督の悩みの種でもある。自ら「集大成」と位置づけたW杯まで残り4カ月。メキシコからロシアへ。自称“諦めの悪い男”が描いた逆襲のシナリオが日ごとに現実味を帯びてきている。

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