ドルトムントに新エース！バチュアイ　２得点１アシストと全得点に絡み活躍

ブンデスリーガ第２１節　ケルン２―３ドルトムント （ 2018年2月3日 ）

　ＭＦ香川真司（２８）が所属するドイツ１部ドルトムントに、新エースが誕生した。移籍期間最終日の１月３１日にチェルシーから加入したベルギー代表ＦＷミシー・バチュアイ（２４）が２日、デビューとなったケルン戦にフル出場。２得点１アシストと全得点に絡み、チーム４試合ぶりの勝利に貢献した。「最初の試合で難しかった。重要なのはチームが勝ったこと」と試合後は謙虚に語っていたが、自身のツイッターでは「ドリームデビュー」と喜びをつぶやいた。

　３トップ中央で先発した背番号４４は、新天地で高い決定力を見せつけた。前半３５分、左折り返しを左足で蹴り込み先制点をマークすると、１―１の後半１７分にはスピードも披露。スルーパスに素早く反応して相手最終ラインの裏を突き、相手ＧＫとの１対１を落ち着いて決めた。２―２の後半３９分にはカウンターでパスをつないでＦＷシュールレの決勝点をアシストした。ＭＦ香川はフル出場した。

　移籍期間最終日の１月３１日にドルトムントのエースＦＷオーバメヤンがアーセナルへ移籍。直後にフランス代表ＦＷジルーがアーセナルからチェルシーへ、ベルギー代表のバチュアイがチェルシーからドルトムントに移ることが発表され、点取り屋の「三角トレード」となった。