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シャペコエンセが南米連盟にナシオナルの「除外」を要求 リベルタドーレス杯で混乱

[ 2018年2月3日 15:19 ]

 サッカーの南米クラブ王者を決めるリベルタドーレス杯の予選リーグに出場していたブラジルのシャペコエンセが2日、南米連盟(CONMEBOL)に対して、対戦相手となっているウルグアイのナシオナルを大会から除外するように求めた。

 AP通信によれば、1月24日にブラジルで行われた試合でナシオナルのサポーター2人が飛行機の墜落する様子を両手をまじえて笑いながら表現していたためで、シャペコエンセは「一昨年に我々の選手が犠牲となった航空機墜落事故(計71人死亡)を侮辱する行為だ」と主張。南米連盟は既に調査を開始し、ナシオナルは問題の行為を引き起こした2人を特定してクラブメンバーとしての資格をはく奪したが、シャペコエンセはさらなる重い処分を求めてきた。

 試合は1―0でアウェーのナシオナルが勝利。このカードの第2戦は7日にウルグアイで行われるが、「我々の要求はサポーターの責任はチームが負うという連盟規則に基づいている」と主張するシャペコエンセ側は、ナシオナルが大会から除外されない場合には試合の延期を求めている。

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2018年2月3日のニュース