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Jリーグ新人研修スタート。村井チェアマン訓示「10年で半分が引退」

[ 2018年2月1日 22:47 ]

チェアマンの講義を受ける参加者たち
Photo By スポニチ

 Jリーグ新人研修が1日、静岡県内で始まり、J1からJ3の46クラブ151選手が参加した。冒頭の講義では、村井満チェアマン(58)が登場。Jリーガーになる確率を「1000人に1人」と紹介し、「ある意味では、夢を実現したかもしれない」と強調した。

 チェアマンはJリーガーが花形の職業であることを示した上で、「10年で約半数が引退する」とシビアに分析。この世界で成功するために、逆境をバネにする「リバウンドメンタリティー」の重要性を説き、FW本田圭佑(パチューカ)らを例示しながら精神力のタフさを求めた。同講義の最後には「5年後に何を約束するか」というテーマで未来の自分に向けた手紙を書く課題が出され、元日本代表MF中村俊輔(39=磐田)からのビデオメッセージも紹介された。

 2泊3日で行われる新人研修は、多角的な視点からJリーグを学ぶ。1日目はチェアマンの講義のほか「Jクラブのビジネス」をテーマにしたグループワークなどが行われ、FC東京のMF久保建英(16)は「いい結果、ニュースを提供することで、クラブや個人の価値を上げていきたい」と話した。

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2018年2月1日のニュース