岩本輝雄氏がイチオシ 今季J1優勝候補筆頭は柏 江坂の加入が大きい

[ 2018年1月31日 17:55 ]

江坂(柏)が前半競り合う
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 柏が1月30日に行われたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)プレーオフに快勝し、2015年以来3年ぶりの本大会出場を決めました。

 相手のムアントンはタイの強豪チームで、今季からJリーグ入りするDFティーラトン(神戸)、FWティーラシン(広島)のタイ代表選手もそろってフル出場。私も現地で試合を観戦しましたが、ムアントンに前半苦戦しながらも後半3ゴールして2018年シーズンの初戦を快勝で飾れたのがまず良かった。どんなチームもシーズン初戦はうまくいかないことが多いもの。大宮から加入した江坂がトップ下に入るなどチームとして新しいアイディアもあった中で、得点源のクリスティアーノが2ゴールして伊東が1得点2アシスト。全体的に安定した試合運びだったと思います。

 私は昨季に続いて今季も柏をJ1優勝の筆頭候補に推します。何といっても指揮を執る下平監督がクレバーで、色々なことができる。そして、クリスティアーノ、伊東らの存在に加えて江坂ら新加入選手も大きな戦力アップです。ムアントン戦には出場しませんでしたが、横浜からパク・ジョンスといういいセンターバックも入り、選手のバランスがいい。

 江坂はムアントン戦で得点に絡むことはありませんでしたが、トップ下でいいポイントを作っていました。足もとがうまいし、ポテンシャルが高いのは誰もが認めるところ。得点やアシストという分かりやすい結果を残さないと批判的な声も出てくるポジションですが、彼はチームに慣れてくれば必ずいいパフォーマンスをすると思います。鳴り物入りでバルセロナ入りしたブラジル代表MFコウチーニョも先日のアラベス戦では結果を出すことができなかった。新加入選手はどんなにいい選手でも結果を出すまでは多少の時間が必要です。江坂は柏でも活躍すると私は思いますし、活躍してほしいと思っています。

 昨季、日本代表に初選出された伊東は自らゴールを決め、チームの全3得点に絡んで最高のスタートを切りました。持ち前のスピードを生かしたサイドからの攻撃は柏の大きな魅力のひとつです。6月のワールドカップ出場を目指すのであれば、これからACLを含めた1戦1戦が勝負となります。全試合を決勝戦のつもりでプレーし、ゴールやアシストという結果でアピールしてほしいと思います。(岩本輝雄=元日本代表MF)

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