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柏“IJ”大活躍!1得点2アシストでACL本戦出場に貢献

[ 2018年1月31日 05:30 ]

<柏・ムアントン>後半、ゴールを決めた柏・伊東(中央)
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 ACLは30日にプレーオフを行い、柏がムアントン(タイ)に3―0で快勝し、本大会出場を決めた。昨年12月のE―1選手権で日本代表に初選出されたFW伊東純也(24)が1得点2アシストの活躍で勝利に貢献。本大会ではキッチー(香港)、全北(韓国)、天津権健(中国)と同じE組に入る。

 一瞬で相手を置き去りにした。後半6分、伊東が小池からのパスを受け、ドリブルで最終ラインを突破。中央にパスを通してクリスティアーノの先制弾をアシストした。後半17分にはスルーパスで再びクリスティアーノのゴールをお膳立て。後半44分には右クロスをトラップして右足でネットを揺らした。1得点2アシスト。「前半はうまく攻撃できなかったが、焦らずにやれば点は入ると思っていた」と胸を張った。

 昨年12月のE―1選手権で日本代表に初選出。自信を得てチームに戻ったが、同23日の天皇杯準決勝・横浜戦では空回りし、チームも1―2で敗戦。試合後、下平監督から「代表から帰ってきて個人プレーに走っていた」と強烈なダメ出しを食らった。改心したこの日は「1点目は自分でも打てたけど、確実な方を選んだ」とチームプレーに徹して攻守に貢献。指揮官から「守備も頑張っていた。サボる癖があるが、手綱を締めてやれば日本を代表する選手になれる可能性がある」とあえて微妙な言い回しで称えられ、ハッパをかけられた。

 今季の目標はリーグ、ACL制覇、そしてW杯出場。日本代表スタッフの視察する前で結果を出したが、「W杯メンバー入りは厳しい立場。Jリーグでしっかりアピールできればいいと思う。得点、アシストを増やしていければ」と置かれた状況は理解している。ハリルジャパンの次の活動は3月のベルギー遠征の予定。柏の韋駄天(いだてん)アタッカーが、今季公式戦初戦で幸先良いスタートを切った。

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