ハリルJ W杯1次L“突破口”発見?コロンビアCB、若さ露呈O・G

[ 2018年1月23日 09:33 ]

イングランド・プレミアリーグ第24節   トットナム1-1サウサンプトン ( 2018年1月21日    サウサンプトン )

オウンゴールを献上し倒れこむサンチェス(中央)と、呆然と立ち尽くすトットナムGKフォルム(AP)
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 6月14日に開幕するW杯ロシア大会1次リーグ初戦で日本と対戦するコロンビア代表のDFダビンソン・サンチェス(21)が、所属するプレミアリーグの強豪トットナムで痛恨のミスを犯した。21日、日本代表DF吉田麻也(29)の所属するサウサンプトン戦にフル出場。前半15分に自身のオウンゴールで先制を許したのが響き、降格圏の相手と1―1の引き分けに終わった。吉田はケガのためベンチ外だった。

 5カ月後のW杯で日本戦に出場する可能性が高い新鋭センターバックが“弱点”を露呈したのかもしれない。トットナムのDFサンチェスが痛恨のオウンゴール。前半15分、右から相手の低く速いクロスを後方へ滑り込みながらクリアしようとしたが、爪先に当たったボールはゴールに吸い込まれた。

 今季は強豪トットナムで、加入1季目から先発を奪取。リーグ18試合に出場して7度の無失点に貢献し、アヤックスに支払ったクラブ歴代最高の移籍金4200万ポンド(約65億円)に値する活躍を披露してきた。身長1メートル87の高さ、抜群の身体能力による強さとスピードを誇り、欧州CLではRマドリードのC・ロナウド、ドルトムントのオーバメヤンら世界最高峰のFWと互角に渡り合った。元ボランチで足元の技術も高く、ポチェッティーノ監督は「さらに成長できる潜在能力があり、世界最高のセンターバックになれる」と太鼓判を押す。

 昨季は母国コロンビアのAナシオナルからアヤックスに移籍し、海外挑戦1季目ながら欧州リーグ準優勝などに貢献。さらに世界最高峰のプレミアリーグにも適応できた理由について、指揮官は「21歳だが成熟している。クレバーで謙虚、素直に学ぼうとする意欲が高い」と説明する。

 一方で、まだ粗削りな部分もある。昨年12月のワトフォード戦では相手選手の顔を肘打ちしてしまい一発退場。3試合の出場停止を受けた。今回のオウンゴールも、経験不足から雨のピッチでの対応を誤った可能性がある。

 コロンビア代表では、W杯南米予選で佳境のラスト3試合に出場し突破に貢献した。W杯本大会でセンターバックを組む可能性が高いのが、今月バルセロナに加入した身長1メートル95の23歳DFミナ。U―23コンビは高いポテンシャルを誇る一方で、経験不足は日本にとっての“突きどころ”となりそうだ。

 ◆ダビンソン・サンチェス

 ☆生まれ、サイズ 1996年6月12日、コロンビア・カロト出身の21歳。1メートル87、81キロ。利き足は右。

 ☆経歴 母国の名門アトレチコ・ナシオナルのユース時代にボランチからセンターバックへ転向。13年にトップチームでデビューを果たす。16年6月に移籍金500万ユーロ(約6億8000万円)でアヤックス(オランダ)に移籍。約1年後の17年8月にトットナムに加入。

 ☆攻撃でも貢献 昨季アヤックスでリーグ32試合で6得点。パス成功率は89%と高く、攻撃の起点に。

 ☆コロンビア代表 16年11月のW杯南米予選アルゼンチン戦に途中出場しデビュー。通算7試合無得点。

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