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小野&稲本“ミシャ流”歓迎!ペトロ新監督の指導法を絶賛

[ 2018年1月17日 05:30 ]

札幌の沖縄キャンプで花束を受け取り笑顔の小野(右)とペトロヴィッチ監督
Photo By スポニチ

 「黄金コンビ」も“ミシャ流”を歓迎だ。沖縄キャンプ2日目の札幌は16日、ペトロヴィッチ新監督(60)の下、いよいよ本格練習をスタート。新体制となりポジション奪取を狙うMF小野伸二(38)とMF稲本潤一(38)の元代表コンビは同監督の指導法や練習を絶賛した。

 数々の名将の下でプレーしてきた2人の表情から充実感が満ちあふれていた。「(ミシャの)考えるサッカーはまだ慣れてない部分はあるけど、楽しくやれたのは良かった。考えるから楽しい」。小野が切り出すと、MF稲本も「コミュニケーションを大事にしてくれるし、素走りじゃなくボールを使う方が楽しくできてありがたい」と話した。

 ポゼッションサッカーを好む指揮官らしく、この日もひたすらボールを使った。8対8のパスゲームにボール回し、そして午後練習の最後には早くも実戦形式。「ボールを使ってるけど負荷はかかっている。こっちの方が自分たちのリズムをつくりやすい」。小野がミシャスタイルを賛同すれば、稲本は「実戦は最初は難しかったけど、楽しくサッカーできているので」と称賛した。

 その実戦形式で小野はボランチに入り躍動。持ち前の正確なパスでゲームをコントロールし、監督から最も多く「ブラボー!」をもらった。稲本もセンターバックに入り対人プレーでアピール。新監督は「良い部分とまだできないところはあるけど、選手は良くやってくれた」と振り返ったが、2人の存在感が際立ったのは確かだ。

 午後練習には黄金世代の1人で元日本代表FW高原が旧友の2人を訪ね、練習に熱視線を送った。昨季の先発出場はともにゼロに終わったどころか、同時にピッチに立ったのは最終節が初。

 ミシャスタイルにマッチするベテランコンビが、今季こそ巻き返しを期す。

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