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DF板倉「びっくりした」森保ジャパン公式戦1号

[ 2018年1月11日 01:20 ]

U―23アジア選手権1次リーグB組   U―21日本代表1―0U―23パレスチナ代表 ( 2018年1月10日    中国・江陰 )

 森保ジャパンの公式戦1号を、DF板倉が決めた。0―0の前半20分、MF井上とのワンツーでゴール左から相手を振り切ると、ドリブルで中央に向かって加速。右足を振り抜き、グラウンダーのミドルシュートを左ネットに突き刺した。DFだけに「点を取ったことにびっくりした。“ガッツポーズ、どうしようかな”と思った」と振り返り、笑顔を浮かべた。

 昨年5月のU―20W杯メンバーの一人。的確な判断がゴールに結びついた。パレスチナは日本の前線の選手をがっつりマーク。日本は序盤、ボールを動かしながら時折縦パスを入れて崩そうとしていたが、最後の局面で苦戦していた。板倉は「前の選手がマンツー気味に(マークに)付かれていたので、自分が入り込んでスペースを使えたらチャンスになると思った」と最終ラインから戦況を分析。森保監督からの「運べるところは運ぶように」という指示も胸に、前線まで駆け上がって狙い通りに仕留めた。

 DFの一撃を、ベンチの森保監督も手を叩きながら喜んだ。試合後は「あれだけ(パレスチナに)構えられたらパスだけでは崩せない。ディフェンスラインの選手が持ち上がって数的優位をつくりにいくという、やろうとしていたことを実践してくれた」と評価していた。

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2018年1月10日のニュース