藤枝順心奪冠!5戦完封 指揮官「無失点が何より素晴らしい」

[ 2018年1月8日 05:30 ]

スポニチ後援第26回全日本高校女子サッカー選手権・決勝   藤枝順心2―0作陽 ( 2018年1月7日    神戸ユニバー記念競技場 )

<藤枝順心・作陽>2年ぶり3度目の優勝に喜ぶ藤枝順心イレブン
Photo By スポニチ

 藤枝順心(静岡)が決勝で作陽(岡山)を2―0と下し、2年ぶり3度目の優勝を果たした。前半40分に青木なつみ(3年)の今大会初ゴールで先制し、同45分に並木千夏(3年)が2点目。ディフェンスは今大会全5試合を完封する安定感を見せた。

 ピンクの壁は、押しても引いても揺るぎない。2年ぶり3度目の全国制覇。多々良和之監督の表情を支配したのは喜色でなく、安堵(あんど)感だった。

 「ホッとしてます。無失点で優勝できたのが何より素晴らしい」

 5試合、一度も決壊しなかったディフェンスへの賛辞は尽きない。前半こそ押されながら、ピンチらしいピンチは24分にGKの正面をついたシュート1本だけ。攻めあぐねながらも、守備で少しずつリズムをつかみ、40分に待望の先取点を青木が決める。「苦しい時間に決め切れた。狙い通りのゴール。チームに貢献できて良かった」。昨年7月にDFから転向した急造ストライカー。今大会初ゴールでチームに勢いをもたらすと、5分後の2点目で流れを決定づけた。

 「このチームの原点は昨年の大会。一つ一つ成長しながら、ここまで来られた」

 指揮官の脳裏に、準々決勝で大商学園(大阪)に敗れた1年前の悪夢がよみがえる。敗戦の要因になったセットプレーを徹底的に磨き、決勝で日ノ本学園(兵庫)に苦杯を喫した昨夏のインターハイでは1点の重みを再認識した。「(決勝戦の)1点しか取られなかったのに、それで負けて…。だから今回はゼロにこだわった」とはGK木稲。多々良監督は「狙って勝ち取った優勝なので、2年前とは喜びが違う」と感慨に浸った。

続きを表示

この記事のフォト

「サッカーコラム」特集記事

「メッシ」特集記事

2018年1月8日のニュース