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J1昇格名古屋、J2降格甲府からDF畑尾大翔を完全移籍で獲得

[ 2018年1月5日 16:33 ]

 J1に昇格した名古屋は5日、J2に降格した甲府からDF畑尾大翔(27)が完全移籍で加入すると発表した。

 東京都出身の畑尾はFC東京U―18、早稲田大を経て2014年にJ1甲府入り。4年間でJ1リーグ戦通算49試合に出場して1得点、昨季は14試合1得点だった。

 畑尾は名古屋を通じ、「名古屋グランパスのような歴史ある素晴らしいクラブに加入することができて大変光栄です。声をかけてくださったクラブ関係者の皆さまに感謝いたします。サッカー選手になりたいと思い続けていた頃、一度サッカーができなくなった頃を思い返し、名古屋グランパスで大きく翔ばたけるように自分の良さを最大限発揮します。そして、ピッチ外の活動でもクラブの価値をより一層高めていきたいと思います。名古屋グランパスに関わる全ての皆さまで力を合わせ、数多くの勝利を掴み取り、喜びを分かち合いましょう」とコメント。

 甲府を通じては「私は今シーズンでチームを離れる決断をしました。練習生の頃を含め、約4年間本当にありがとうございました。特に私のことを気にかけ、背番号3のグッズを身につけ、応援してくださったみなさんにはこの様な報告となり、心苦しく思います。加入してから臣さんの後継者として期待していただき、その高い壁を乗り越えようと日々のトレーニングと向き合い努力してきました。しかし、壁は高く、力不足でみなさんの期待に応えられなかったと感じています。また、選手、スタッフ、山梨県民のみなさまは温かく、家族のように接してくれました。ただ、その思いと裏腹に、居心地の良い環境に自分が甘えているのではないかと思い始めました。人として、選手として、挑戦することをやめたら成長はないと常々感じており、このままチームに残ることで甘えが出てしまうと思いました。そして、環境を変え、また0からスタートを切ることで、より明確な覚悟を持ちサッカーと向き合えると思い移籍を決断しました」と談話を発表している。

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2018年1月5日のニュース