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大阪桐蔭 無念PKに散る…シュート12本放つも決定力欠く

[ 2018年1月4日 05:30 ]

第96回全国高校サッカー選手権大会3回戦   大阪桐蔭1―1(PK3―5)明秀学園日立 ( 2018年1月3日    駒沢 )

<大阪桐蔭・明秀日立>後半、大阪桐蔭・今岡(中央)がゴールを狙うも明秀日立DF陣の守備に阻まれる
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 「日本一」を目指した大阪桐蔭(大阪)の挑戦は3回戦で幕を閉じた。後半1分にFW菊井の今大会3点目で先制しながら、同21分に明秀学園日立に同点弾を奪われる。90分間で決着がつかず、PK戦では3番目のキッカーとして登場したMF西山が枠を外し失敗。対する明秀学園日立は全員が成功したため、8強入りを逃し涙をのんだ。

 「(PK戦で)西山が外しましたけど、俺が(好機を)決めていれば問題なかった」と悔しがったのは主将のMF西矢。シュート数は相手の3倍となる12本を放ち、前半から主導権を握り幾度とチャンスはつくった。後半37分には右クロスから西矢が決定機を迎えながら、頭で合わせたボールはゴールのわずか右に。「全国は甘くなかった」と主将は振り返った。

 PK戦のキッカーに送り出した西山に対し「彼はいつも確実に決められる子」と永野監督は語っただけに大舞台ゆえのプレッシャーがあったことは事実だ。大阪211校の代表で、全国屈指の強豪である野球部に負けじと頂点だけを目指したが、届かなかった。

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2018年1月4日のニュース