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日本文理8強!父ガーナ人の守護神相沢、PK戦攻守で主役

第96回全国高校サッカー選手権大会3回戦   日本文理1―1(PK7―6)作陽 ( 2018年1月3日    駒場ス )

<作陽・日本文理>PK戦、作陽8人目羽田のPKを止め勝利した日本文理・相沢ピーターコアミ(中)はイレブンと共に大喜び
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 日本文理(新潟)のヒーローはGK歴1年の2年生だった。試合は1―1のままPK戦に突入。ゴールの前にはガーナ人の父を持つ相沢ピーターコアミが立ちはだかった。1メートル90の長身。両手を上げるとクロスバーに手が届く。「凄く緊張したけど、中村GKコーチから“ここで止めたらヒーローだぞ”と言われてリラックスして入ることができた」と笑みを浮かべた。

 「右」を貫いた。作陽に決められた6本のPKは全て自身から見て左だったが、1人目以降は全て右に跳び続けた。5人目を止め、7―6で迎えた最後の8人目。「相手は(5人目以外)左に蹴っていたけど、右かなと思っていたら読みが当たった」。キッカーとしても7人目で登場し、きっちり成功。殊勲の2年生は勝利直後、両手を大きく広げてバックスタンドへダッシュした。

 元々はFW。前回大会の開幕戦で関東第一のGK北村海チディ(現2年)の好プレーを見て「自分もGKとしてこうやって試合を決めてみたい」と昨年1月から本格転向した。初めはハーフラインまでキックが届かなかったが、前回大会優勝の青森山田GK広末陸(FC東京)らの動画を見て研究を重ねた。

 好きな選手は柏の日本代表GK中村航輔。「メンタルが強くて自分とは真逆」と言うが、重圧がかかるPK戦で堂々たるセービングを見せた強心臓ぶりはひけを取らない。新潟勢の選手権3勝は33大会ぶり。5日の矢板中央戦に勝てば新潟勢初の4強だ。「記録に残らないまま終わりたくない。一戦必勝でいきたい」。異色の守護神は、頂点までの道のりを守り抜く。

 ◆相沢ピーターコアミ(あいざわ・ぴーたーこあみ)2001年(平13)1月20日生まれ、東京都出身の16歳。小1からサッカーを始め、AZ’86東京青梅に所属していた。小6、中2の時に週1でGKをしていたが、昨年1月に本格転向し昨年春に公式戦デビュー。中学時代は「サッカーに生かせるように」と週3でボクシングを習った。好きな海外選手はGKデヘア(マンチェスターU)などで、試合前は動画をチェック。1メートル90、77キロ。

 ▼作陽酒井監督 ピッチコンディションをうまく利用し、相手の弱点を突くというプランは、選手が理解して一生懸命やってくれた。ただ、他にも練習してきたことがあるので、それができなかったのは心残り。

[ 2018年1月4日 05:30 ]

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