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C大阪・山村 1人2役で天皇杯Vに貢献「いいシーズンになった」

[ 2018年1月2日 11:53 ]

<C大阪・横浜>後半、C大阪・山村はゴールを決め喜ぶ
Photo By スポニチ

 杉本の代役として2トップの一角に入ったC大阪のMF山村和也(28)が、1人2役をこなし天皇杯制覇に貢献した。0―1の後半20分、ゴール前のこぼれ球に反応し、冷静に右足シュートを沈めて同点に。延長前半5分には、左サイドからクロスを送り、相手GKのミスも重なりMF水沼の決勝点をアシストした。その後は3バックの一角にポジションを移し、横浜の攻撃に対して体を張った守りでリードを守り切った。

 これまではセンターバックやボランチを主戦場としていたが、今季から就任した尹晶煥監督に攻撃面の才能を見いだされ、トップ下にコンバートされた。リーグ戦でも夏場にケガをするまでは主力としての地位を築き「いいシーズンになったと思う」と山村。流通経大の頃から将来を嘱望されていた長身選手が、再ブレークを果たした17年度を最高の形で締めくくった。

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2018年1月2日のニュース