×

山口蛍 怪我からの復帰戦で120分フル出場「素晴らしい1年…本当に最高」

[ 2018年1月1日 18:29 ]

第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝   C大阪2―1横浜 ( 2018年1月1日    埼玉 )

<C大阪・横浜>天皇杯を制しおどける(左から)清武、柿谷、水沼、山口
Photo By スポニチ

 C大阪は怪我を乗り越えての天皇杯制覇となった。

 11月に右ふくらはぎを痛めて離脱していた日本代表の山口は復帰戦でいきなり延長戦を含む120分フル出場となったが、同じく日本代表でJ1リーグ2位の22得点を挙げた杉本は昨年末に受けた左足首手術の影響で欠場。主将の柿谷は左足甲の痛みを押して先発出場もシュート時に顔をゆがめるなど万全ではなく、無得点のまま後半35分に交代した。

 満身創痍(い)の状態でつかんだタイトルに山口は「本当に厳しい試合だったが、チーム一丸となって戦うことができた。いつも以上にうれしい」と笑顔。チームは2015年、16年をJ2で過ごし、J1昇格1年目での2冠達成という快挙を成し遂げた。「J2降格という苦しい時期もあったが、今年こうやって2つ優勝できてリーグも3位に入って、本当に素晴らしい1年だった。それをサポートしてくださったサポーター、ファンの皆さんに本当に感謝したい。きょうの勝利はセレッソというチーム全体でつかんだ勝利だと思うので、本当に最高です」とスタンドを見上げた。

 1得点1アシストと活躍した山村は柿谷との2トップで先発し、最後は最終ラインでに入って守備に専念。「いつもと同じ形で、勝っている時に後ろに下がれた。最後は守り切るだけだったので勝てて良かった」と安どの表情を浮かべていた。

続きを表示

2018年1月1日のニュース