×

天皇杯王者はC大阪 準決勝に続いて水沼が殊勲弾 ルヴァン杯と2冠

[ 2018年1月1日 17:15 ]

第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝   C大阪2―1横浜 ( 2018年1月1日    埼玉スタジアム )

<C大阪・横浜>延長前半、C大阪・水沼はヘディングでゴールを決め喜ぶ
Photo By スポニチ

 第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会は1日、埼玉スタジアムで決勝戦が行われ、14年ぶりの決勝進出を果たしたC大阪が延長戦の末、横浜に2―1と逆転勝ちを収めて初優勝。クラブ初タイトルとなった昨年11月のYBCルヴァン杯と合わせて今季2冠を達成した。

 前半に先制点を許したが後半に追いつき、神戸との準決勝でも値千金のゴールを決めた水沼が延長前半5分に頭で決勝ゴールを決めた。C大阪は前身のヤンマー時代に3度の天皇杯制覇があるが、C大阪としては悲願の初優勝となった。

 1点を追うC大阪は後半20分、水沼のミドルシュートから最後はこぼれ球を山村が右足で決めて追いつき、1―1で15分ハーフの延長戦に突入。延長前半5分、山村の左クロスが相手GKの頭を越えると、水沼が頭で合わせたボールがゴールネットを揺らし、これが決勝点となった。昨年12月23日に行われた神戸との準決勝(ヤンマー)では後半45分に先制されながら1分後のロスタイムに水沼のゴールで追いつき、延長戦の末に3―1で勝利。水沼は2試合連続で劇的勝利の立役者となった。

 横浜は前半8分、左サイドから下平が上げたアーリークロスを伊藤がペナルティーエリア内で胸トラップしてから右足でシュート。前に出てきた相手GKの動きを冷静に見極めて左に決め先制したが、逆転負け。今季の対C大阪戦4戦全敗で4年ぶりの優勝はならず、今季限りで退任するモンバエルツ監督をタイトルで送り出すことはできなかった。

続きを表示

この記事のフォト

2018年1月1日のニュース