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J2金沢 元主将の清原翔平が3年ぶり帰還「より良いクラブになっていけるように」

[ 2017年12月29日 15:03 ]

 J2金沢は29日、かつての大黒柱だったMF清原翔平(30)がJ1のC大阪から完全移籍し、3年ぶりにチームに復帰することを発表した。

 北海道出身の清原は帯広北高、札幌大、JFLのSAGAWA SHIGAを経て2013年に当時JFLの金沢へ加入。身長1メートル68と小柄ながら得点を量産し、13年にJFLで13得点をマークしてチームのJ3昇格に貢献した。翌14年にはJ3リーグで9得点を挙げてJ3昇格元年での即優勝とJ2昇格に貢献。15年はJ2リーグ戦で13得点をマークして一時首位に立ったチームを支えるとともに主将も務めた。

 だが、シーズン終了後に当時同じJ2だったC大阪へ完全移籍。発表時は清原本人だけでなく、GMのコメントも発表されるなどサポーターに衝撃を与えた。だが、C大阪では出番に恵まれず、今季途中にJ2徳島へ期限付き移籍していた。リーグ戦の通算成績はJ1が3試合0得点、J2が76試合16得点、J3が38試合10得点。今季はJ1で3試合0得点、J2で9試合0得点だった。▲清原は金沢を通じ、「来シーズンからまたツエーゲン金沢でプレーできることをとても嬉しく思います。金沢から移籍し、セレッソと徳島で見てきたもの、外から金沢を見て感じたものを金沢がより良いクラブになっていけるように繋げていきたいと思います。チーム、ファン、サポーター、一丸となって来シーズンもツエーゲン金沢を盛り上げていきましょう!」とコメント。

 C大阪を通じては、「短いと言われるサッカー選手としての寿命のなかで1年半セレッソ大阪の一員として戦えたことをとても誇りに思います。今シーズンは個人的にはなかなか結果が出せず、夏にチームを離れましたが、セレッソが躍動し、タイトルを獲得している姿をみてとても嬉しい思いでした。そして、天皇杯を優勝するチャンスも残っています。僕もきっと優勝してくれると信じています。いずれセレッソはアジアを制し、世界へ、と今まで以上のビッグクラブとなっていくはずです。その中で、1年半ではありましたが清原という選手もいたなということを記憶に留めてもらえるのが1番選手冥利につきるのかなと思います」と談話を発表している。

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2017年12月29日のニュース