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小笠原 震災の記憶風化させない!子供100人とサッカー交流

[ 2017年12月28日 05:30 ]

人工芝化された赤崎グラウンドで参加者の子どもたちとサッカーするMF小笠原(中央)
Photo By スポニチ

 11年の東日本大震災後に東北に縁のあるJリーガーらによって設立された任意団体の「東北人魂」が27日、岩手県大船渡市の赤崎グラウンドで“こけら落とし”を行った。震災被害を受けた旧赤崎小の跡地に13年に設立した土の赤崎グラウンドを、人工芝化した。大船渡高出身の鹿島MF小笠原らが、近隣の子供約100人を招いてサッカー交流を行った。

 震災から6年。雪でも雨でも使用できるピッチが誕生した。小笠原自らも関東約10カ所を視察して人工芝の種類を選定。総工費2億円をかけ完成した。今後は大会なども開催予定。小笠原は「被災地を見ることのない(外部の)子供たちに来て見てもらって、何かを感じてほしい。地元の活性化にもつながれば」と、震災の記憶を風化させないための活用を描いた。

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2017年12月28日のニュース