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J2東京V 「緑の血で育った人間」GKポープが川崎F完全移籍

[ 2017年12月22日 14:42 ]

 J1の川崎Fは22日、J2東京Vから期限付き移籍で加入していたGKポープ・ウィリアム(23)が完全移籍で加入すると発表した。

 東京都日野市出身で、米国人の父と日本人の母を持つポープは小学校から東京Vのアカデミー(育成部門)で育ち、東京Vユースから2013年にトップチームへ昇格。16年にはJ2岐阜へ、今季は川崎Fへ期限付き移籍していた。リーグ戦通算でJ1は出場なし、J2は5試合に出場している。

 ポープは川崎Fを通じ、「来季から完全移籍で加入することになりました。日本一のチームに加入することができて、大変嬉しく思います。1日でも早く等々力のピッチに立てるように頑張りたいと思います。よろしくお願いします」とコメント。

 東京Vを通じては、「小学5年生からスクールに通ってから11年もの間ヴェルディにいました。家にいる時間より長かったクラブハウスは本当に我が家のような空間でした。思い返すと本当に色々なことがあって、辛いことしかなかったような気もしますが、その分本当に充実した日々がありました。ヴェルディを離れることが決まった日は眠れなかったです。川崎フロンターレという日本のトップにいるチームの一員として戦える嬉しさよりヴェルディを離れる悲しさ、寂しさのほうがはるかに自分の中であったのが事実です。自分はまだ何もなし得てなくて、ヴェルディにも何も貢献できていない中での移籍です。ただ、誰よりもヴェルディが大好きでヴェルディのためにという想いがありました。そこだけは忘れないでほしいです。これから先いつまでも、僕はヴェルディサポーターであり、緑の血で育った人間です。そんな自分の決断を応援していただけたら嬉しいです。本当に11年間ありがとうございました」と談話を発表している。

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2017年12月22日のニュース