仙台　ＭＦ中野が完全移籍「成長するチャンスと感じ」

　Ｊ１仙台は２２日、Ｊ１の川崎Ｆから期限付き移籍で加入していたＭＦ中野嘉大（２４）が来季から完全移籍で加入することが決定したと発表した。

　鹿児島県出身の中野は佐賀東高、筑波大を経て２０１５年に川崎Ｆ入り。今季から仙台へ期限付き移籍していた。Ｊ１リーグ戦の通算成績は４３試合３得点。今季は１８試合２得点だった。

　中野は仙台を通じ、「このたび、プロサッカー選手として成長するチャンスだと感じ、ベガルタ仙台に完全移籍することを決断いたしました。自分が活躍することで勝利の可能性をさらに高めることができると思っています。必要としてくれたクラブ、サポーターのみなさんのためにもしっかりと責任を持ってプレーします。２０１８シーズンもよろしくお願いいたします」とコメント。

　川崎Ｆを通じては、「はじめに、優勝おめでとうございます。川崎フロンターレでプレーをした２年間は本当に貴重な経験でした。等々力でのサポーターの皆さんの、熱い応援は今でも忘れません。また川崎の一員としてチームに貢献したかったですが、サッカー選手としてより成長するために、移籍を決意しました。今の自分があるのもプロに入って最初に所属したクラブが川崎だったからだと思っています。３年間ありがとうございました」と談話を発表している。