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香川 今年はクラブで充実も代表で「物足りない」 W杯へ危機感「協会も含めてやっていかないと」

[ 2017年12月21日 08:52 ]

バイエルンMに敗れ、肩を落とすドルトムントの香川(左) (AP)
Photo By AP

 ドルトムントのMF香川真司(28)が20日、ドイツ杯3回戦のバイエルン・ミュンヘン戦にフル出場。0―2の後半32分にアシストを記録したが、1―2で敗れ、準々決勝進出はならなかった。

 香川は「良いコンディションというのを一番感じていますし、これに限らず今年1年という意味では非常に安定したものを僕自身見せられていると思っているので」とアシストに手応え。

 バイエルン・ミュンヘンに所属するコロンビア代表ハメス・ロドリゲス(26)、ポーランド代表ロベルト・レヴァンドフスキ(29)と試合をし、W杯につながるものはあったか?と聞かれると「個人的には2017年、このクラブにおいて非常に充実したものを残せたんですけど、代表においては物足りなさを結果として感じる」と不満げ。

 日本代表は16日の韓国戦で1―4と惨敗。「大事なのはW杯で、楽観的な状況ではないので、非常に厳しい戦いですし、チームとしての課題は非常に感じる。すごく危機感を持たないと。この半年をどう過ごすのか。時間も限られているので、そこはより意識しないといけない。ただやっているようじゃ痛い目を見るし、チームとして明確なものを含めて、見いだしていけるように、もちろん選手はやりますし、協会も含めてやっていかないと厳しくなると思いますけど」と危機感を口にした。

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