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元なでしこ守護神・山郷のぞみ氏が古巣・AS埼玉のGKコーチ就任「思い入れのあるクラブ」

[ 2017年12月20日 15:29 ]

 来季の2部降格が決定している、なでしこリーグのちふれAS埼玉は20日、元女子日本代表「なでしこジャパン」守護神の山郷のぞみ氏(42)が来季からトップチームのGKコーチに就任すると発表した。

 埼玉県大宮市(現さいたま市)出身の山郷氏は現役時代に浦和などでプレーし、なでしこリーグ通算326試合に出場。2014年にAS埼玉で現役を引退した。2011年になでしこジャパンが初の世界一になった女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会のメンバーで、国際Aマッチ通算96試合に出場している。

 山郷氏はクラブを通じ、「私にとってこのクラブは、現役最後の場所として思う存分プレーさせて頂いた思い入れのあるクラブです。今でもクラブ関係者の皆様をはじめチームメイトには本当に感謝しております。そのチームメイトがどんな状況でも歯を食いしばって戦っている姿をみて、私も仲間に入りクラブと共に戦いたいと強く感じました」とコメント。

 「GKコーチとしても、若手GK、育成年代のマリにも優秀なGKが在籍しているので、日本を代表するゴールキーパーの輩出に尽力していきたいと考えています」とし、「来季は2部からのスタートとなりますが、クラブスタッフ、選手、一丸となり1年で昇格できるよう努力する覚悟で参ります」と決意を語った。

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2017年12月20日のニュース