×

マインツ・武藤、終了間際にダメ押し起点 来年は「もっと点を取らないと」

[ 2017年12月20日 08:32 ]

シュツットガルト戦の後半、競り合うマインツの武藤(右)
Photo By 共同

 ドイツ杯3回戦が19日、各地で行われ、FW武藤嘉紀(25)所属のマインツは本拠地でFW浅野拓磨(23)のシュツットガルトを3―1で退け、5年ぶりの8強入りを果たした。武藤は後半12分から、浅野は同28分から出場したが、ともに得点はなかった。

 武藤は0―1の後半12分から2トップの一角で途中出場すると同17分、左CKのこぼれ球を右足で押し込もうとしたが触れず、ボールはそのままポストに当たってゴールへ。公式記録はベルクグレーンの得点となった。マインツは同26分にディアロのゴールで勝ち越すと、終了間際には自陣からのこぼれ球を武藤がつなぎ、デブラシスのドリブルから最後はゼルダ―が追加点を挙げ、3―1と勝利を決定づけた。

 試合後、取材に応じた武藤は久々の途中出場に「きっつい」と言いながらも「勝てて良かった。自分たちが入ってから3点入ったから、それは良かったかなと思います」と笑顔。腰痛から復帰2戦目となったが、「こうやって少し出て、調子も徐々に、出ないと上がってこないので、出られたっていうことは非常に大きかったんじゃないかなと思います」と話した。

 今季ここまでを振り返り、「チームとしてもキツかったし、自分自身リーグ戦では3得点2アシストかな、PKを合わせて、それは納得いってない」とした武藤。W杯イヤーの来年に向けて「来年はもっと点を取らないといけないし、それが自分の価値を証明するために一番簡単なことなので、もっと貪欲に」と意気込んだ。

続きを表示

2017年12月20日のニュース