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大宮 ”黄金世代”38歳FW播戸と契約更新せず 現役続行に意欲

[ 2017年12月18日 14:22 ]

 来季J2へ降格する大宮は18日、元日本代表FW播戸竜二(38)と契約満了に伴い、来季の契約を更新しないと発表した。

 兵庫県出身の播戸は1999年に世界ユース選手権(現U―20ワールドカップ)で日本初の準優勝を達成した”黄金世代”の1人で、2006年から08年にかけては日本代表として国際Aマッチ7試合に出場して2得点。G大阪を皮切りに札幌、神戸、C大阪、鳥栖でもプレーし、15年に当時J2だった大宮に移籍した。1年目は7月の福岡戦でJ2最年長記録を塗り替える35歳11カ月16日でのハットトリックを達成するなどJ2リーグ戦で22試合5得点の結果を残したが、チームのJ1昇格後は16年が1試合0得点、今季はリーグ戦出場なしに終わっていた。リーグ戦の通算成績はJ1が325試合87得点、J2が52試合20得点。

 播戸はクラブを通じ、「サッカー人生の中でも、たくさんのことを学べた3年間でした」とあいさつ。「2018シーズンを一緒に戦うことはできませんが、再びシャーレを掲げ、J1に復帰できることを祈っています。僕はさらに自分を鍛え直し、真摯にサッカーに向き合い、必要としてくれるチームと地域のために戦えるように、準備したいと思います」と現役続行に意欲を見せた。

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2017年12月18日のニュース